奨学金を債務整理しなければならない日本の現状と法律事務所の選び方

近年、リーマンショックや東日本大震災、世界同時株安などの経済情勢不安定から各家庭における可処分所得も減少し、息子や娘の進学のために奨学金を頼ることが増えたと思います。しかし、この奨学金ですが便利な融資制度と思いきや、実は優秀な学生を失意のどん底に突き落としてしまう可能性があります。

奨学金さえも債務整理しなければならない日本の現状

現在、奨学金としてメインになるのが『日本学生支援機構』です。ここから融資される奨学金は、『無利子』と『有利子』です。優秀な学生かつそこまで経済的な問題がなければ、『無利子』の奨学金で済み返済金額も高額にはなりません。返済金額は、大学4年間で240万円程で高額にはならないです。問題は、『有利子+無利子』および『有利子』の奨学金です。『有利子+無利子』の場合、借入金額は720万円を越えてしまいます。また、利息も約3%と高いです。実際に。利息は住宅ローンよりも高く、返済期間も20年間と長期間に渡ります。私自身も、『有利子+無利子』で奨学金を借り入れ、返済していましたが月々の返済金額が非常に高く、収入も激減したことから自己破産を20代で申請し、免責許可を頂きました。実は、奨学金という借金は非常に厄介なものだと考えます。住宅ローンの様に、資産があるものが存在すれば担保にすることが出来ます。しかし、奨学金は担保になるものもなく、返済不能の場合は容赦なく、個人情報信用機関に登録(ブラックリスト登録)や連帯保証人への支払い要求、再建回収業者への債権譲渡が行われます。
自分で債務整理を検討する前に法律事務所へ相談をする事が重要なのです。

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特例で、返済計画見直しの申請が出来ますが、確実に申請は却下されます。私の場合、申請却下どころか『申請書自体を受理していない』と言われるほどです。提出した際は、親書扱いで送付していたものの全くの無視です。近年では、奨学金の返済について問題が多発しており、弁護士への相談も非常に増え、奨学金を自己破産する人も増加しています。特に、就職難の時期に当たった人は特に厳しく、1回の返済遅延でも容赦なく、個人情報信用機関に登録されてしまいます。登録された場合は各種ローンすら組めずに生活苦に陥ります。奨学金自体、下手な消費者金融から借り入れをするより、返済金額が高額になります。50万円の借り入れに対し年利12~13%と700万円の借り入れに対し年利3%の方が遙かに返済金額は増加します。また、奨学金には機関補償制度があり、2つの奨学金を借り入れし加入した場合、大学4年間で約60万円の支払いになります。この補償金額は、返済金額とは別のものであり、二重の請求がされることになります。私自身の経験ですが、約60万円の保証料は高額過ぎますが、保証人を立てるよりはいいと思います。また、法律事務所は口コミや体験者の評判を参考に選ぶのが良いでしょう。

次に、支払不遅延となった場合の取り立ては、各ローン会社や消費者金融より悪質極まりないです。就業時間帯に連絡があること、折り返し電話をしても繋がらない、一方的な督促状の送付、遅延した場合の一括返済の要求など精神的ストレスは非常に大きいです。

一刻も早い法律事務所への相談が解決の糸口となる

私自身、支払不能となり弁護士の無料相談を利用させて頂きました。その結果、債権回収方法に悪質性があることや過払い金が生じていたこと、保証人ではなく機関補償制度を利用していたことから、自己破産する方が一番良いとのことでした。その他にもクレジットやマイカーローンなどもありましたが、借金総額の80%が奨学金であり、今後の人生を考えた場合、自己破産の方が再スタートをする上ではメリットがあると説明を頂きました。また、自己破産をする上では、費用が非常に高額であり、免責不許可事由も存在し、裁判所への出廷までとても落ち着くことは出来ませんでした。特に私の場合は、破産宣告後に貸付側が禁止されている『直接連絡』が何度もありました。これについては、弁護士に相談し、直接の注意と繰り返し行った場合の問題について説明をして頂きました。また、貸付業者が必要な書類を提出しないなど様々な問題があり、破産手続き開始から免責許可決定まで1年半の機関となりました。

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20代での破産宣告と免責確定は、人生の中で非常に大きい問題ですが結婚や40代でのマイホーム購入の可能性を考えれば、速くて良かったと考えています。免責許可決定が2年が過ぎ、贅沢な生活が出来ないものの、結婚し子供も産まれ幸せな人生を送ることが出来ています。